ひで船長の潮風日誌

先月の、ブラタモリに引き続きNHKの番組にレノン号が出演します。
今回は、船長インタビューつきです。

番組の主役は、私たちがいつもお世話になっている、海事代理士の高松 大(たかまつ だい)先生です。

「海事代理士」って資格、ご存知ですか?
ご存知でない方、ぜひ、番組をご覧になることをオススメします!


2月のとある平日、高松先生と、国土交通省運輸局の方々を乗せて、レノン号は出航しました。
旅客船不定期航路事業者として、実際に国に届け出ている航路を走り、離着岸および運航中の旅客の安全についてチェックを受けています。

天竜川での転覆事故や、海外での大型旅客船の事故などが記憶に新しいですが、私たちは、このような定期点検など、運航中の安全には、特に神経を使っております。

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桟橋に到着後、運輸局の方からの指導、そしてその後、高松先生のインタビューが収録されました。
高松先生、ご覧のように長身でイケメンです。
行政書士と海事代理士の資格をお持ちでご活躍中。

今回の番組「資格☆はばたく」では、今月の特集である行政書士という資格を様々な角度から紹介していますが、3月21日深夜放送の第4回では、「資格で広がる夢」ということで、高松先生のお仕事を密着取材しています。


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高松先生は、いわゆる「士業」の方っぽくない感じですが、お話してみると、とても優しくて、いつも丁寧に対応してくださいます。

どのような経歴をお持ちか?
以下、ご本人のブログから自己紹介を引用いたします。

 

自分は高校中退フリーターから,19歳で野望を持って独立しました。

高校を中退してからは,とにかく空っぽでした。

毎晩,深夜街を徘徊し,朝に帰るという毎日。

 

今思うに,「クズ」だったと思います。人に迷惑もたくさんかけてきました。

とにかく最低な時期だったと思います。とにかく捻くれていました。

「自分は悪くない,社会が悪いんだ」と。

打ち込んでいたキックボクシングと,防水業の仕事だけが「人」でいられる証しだったのかも知れません。

(これで働いてもなかったら正真正銘のチンカスですね)


当事から心に閉まってあった

「とにかく貧乏を脱したい」

「人からすげー!って呼ばれる人間になりたい」

という気持ちが,ある事件をキッカケに開花。

18~19歳の頃は寿司屋さんでアルバイトをしていました。

月収6~8万円というバイト収入で貯めた銭で始めた輸入販売業の経営。

タイに知り合いがいたことから,銀(アクセサリー)を仕入れては売るという商売です。


売り上げだけで見たら初年度で約800万円程ありました。

当初は上手くいき,まさにバブル。しかし,それは泡銭。

あっという間に他の業者が参入。資金面で勝てず,ダンピングの波に飲まれてしまいました。

大量のロッドで仕入れた方が仕入れ値も安くなるし,送料だって安くなりますからね。

どんどん収入が減り,お金のプレッシャーがハンパなかったのが強く印象に残っています。


らには突然の親父の余命宣告。

間で介護を舐めてる奴が多いことにかなりムカつくわけですが,ずっと一緒に暮らしてきた,唯一心を許せて,自分を愛してくれてる人間が日に日にガリガリになっていって,寝たきりになり,飯を食っては吐いて,血反吐吐いて,小便の始末も尿瓶でやってあげて,うんこも付きっ切り。腕や脚は血管だらけで小学生の手首くらい細くにみたいになります。

あげく,「死にたい死にたい・辛い辛い」などと言う,それをずっと一日中見ているわけです。

ずっと一緒にいないと小便もできないし,水も飲めないし,とにかく何もできないわけですから,当然遊び行くこともできないし,出かけると言ったら夕飯の買い物とかくらい。

仕事は郵便局やクロネコヤマトが自宅まで集荷に来てくれるので,ほとんど外へ出ることなく成立していたのが幸いしましたが。

そんな生活が半年続くと,世界一大切な親であったとしても「早く死んでほしい」って思ってしまうんですよね。とんでもない話ですけど,そうゆう精神状況になってしまうんです。それなのに,「介護なんて」などと軽んじて考えてる奴だけは本当許せん。

とまぁ,長くなってしまいましたが,そんな生活を続けて8ヶ月後(くらい)。

呼吸ができない,苦しい,ということで急遽入院。

数日後に亡くなりました。


親父は法律に強く(というか屁理屈の王様って感じ),依存しきっていたこともあり,世の中のことを何も知らないことを強く自覚する瞬間でもありました。

そして,それをキッカケに再起を賭けることを誓い,法律家を目指すことに。

まさか,あのアホの俺がわずか2~6%という狭き門に挑み,突破するとは夢にも思いませんでした。

これを機に高校への復学を決意。大分遅れてしまったが、21歳で通信制の高校である八洲学園高等学校を卒業。


卒業後、自業で生計を立てながら法律専門学校に通って司法書士試験・海事代理士試験の勉強を続け、平成17年、22歳で海事代理士試験に挑戦し、なんとか合格。


翌月、【高松海事法務事務所】を設立。

現在は、海事代理士・行政書士として事務所経営をしながら,川崎異業種交流会 というイベントの運営にも携わっている他,NPO法人 本マリン倶楽部 の代表理事,小型船舶操縦免許の講師としても活動しています。

また,各団体のセミナー・研修会の講師としても活動しています。

行政書士は,「街の法律家」と呼ばれ,海事代理士は「海の法律家」と呼ばれる,

それぞれ弁護士・税理士に並ぶ隣接法律職国家資格として定義されています。

当然,周りの皆さんは○○大学法学部卒といった経歴の方ばかり。

自分は違います。最初はコンプレックスでした。

けど,今は違う。やる気・根性と言った精神論で,どんどん上を目指せるんです。

そんな野望に日々自分を投資し,発展し続けることに闘志を燃やしています。

 

 

いかがでしょうか?
ぜひ番組をご覧いただき、熱い野望を持ちながら夢をかなえる生き方から何かヒントを得ていただければと思います。

 

最後に、村田船長のインタビュー収録の様子をご紹介します。
今回は、テロップで名前も紹介されるとのことです。

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NHK Eテレ『資格☆はばたく』

行政書士 第4回 資格で広がる夢

出演 行政書士・高松大 高校中退から野望への道

撮影協力 ハウスボートクラブ

放映日時:3月21日(水) 深夜12時~12時24分
番組公式ホームページ http://www.nhk.or.jp/kurashi/shikaku/

 

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先日、2月16日放送のNHK総合「ブラタモリ」で、LENNONにタモリさんがLENNONに乗船して、小名木川をクルーズしました。

http://www.nhk.or.jp/buratamori/broadcast/index.html

今回ののテーマは『江戸の運河~運河でたどる都市発展のヒミツ!』
徳川家康が作った江戸の物流大動脈となった運河「小名木川(おなぎがわ)」を走って、見聞するという回でした。

 

撮影は、昨年の11月8日に行いました。

撮影から3ヶ月後の放映。

かなりCG作成に時間がかかるみたいですね。

江戸の運河について、近くに住む私たちでも知らないことがあり、一視聴者として観ても大変面白い番組でした。

2月23日の後編はレノン号は出ませんが、ぜひまた観たいと思います。

来月にも、NHK教育で、LENNON号が映る予定です。

詳細が解り次第、お知らせいたしますね。

お楽しみに~

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2月15日は、株式会社ハウスボートクラブの創立記念日です。
おかげさまでこの度、5周年を迎えることができました。

この5年間は、2008年のリーマンショックに続く景気の低迷、そして昨年の東日本大震災など、厳しい荒波の続く日々でございましたが、おかげさまで年々ご利用いただくお客様も増えて、同業の屋形船の船頭さん達からも「よく出てるねぇ」とお声をかけていただけるようになりました。

何より私たちが嬉しいと思っていることは、2回、3回とリピートでご利用いただくお客様が年々増えていることです。
貸切パーティーでご利用いただくお客様ももちろんですが、二人だけの貸切プランでもリピーターの方がいらっしゃいます。

はじめてご乗船されたお客様が下船される際に「感動した!また乗りたい」とおっしゃって、実際にまたご予約をいただく。
これほどの喜びがあるでしょうか。
私たちは、はじめてのお客様には、どうしたら「また乗りたい」と思っていただけるか、リピーターのお客様には、前回と違った感動を、どうしたら味わっていただけるか、ということを常に考えています。

それは、船で味わうお料理だったり、船から見る景色だったり、スタッフの対応や、サプライズ体験、そして気心の知れた仲間とのリラックスした時間かもしれません。何かひとつでも、ご乗船された方の心に残るものがあればよいなと思います。

ひとつひとつのクルーズを丁寧に。
出航前にスタッフ全員で確認しあう言葉です。

これまでレノン号にご乗船された、すべての方に、「ありがとう」の気持ちをお届けしたいと思います。

レノン号は、豪華客船やレストランシップのように大きくはありません。
中古艇でしたので、設備も最新ではありません。
内装も、ほとんどが手作りです。しかし私たちは、人の温かみを感じられるような空間、そしてサービスを目指しております。
特にこだわっているお料理については、ケータリングのようにただ並べるだけではなく、味覚、聴覚、臭覚を刺激するように工夫しております。

ハウスボートクラブはこれからも、「非日常空間での喜びとやすらぎ」の提供、そして「安全」を第一に、運航してまいりますので、末永いご愛顧の程をお願い申し上げます。

本日より、公式Facebookページにて、5周年記念プレゼントキャンペーンをおこなっております!
二人だけの貸切クルーズほかレストランお食事券などが当たりますので、ぜひご応募ください!
(※応募には、Facebookのアカウントが必要です)


5年前、大阪から回航してきたレノン号。作りつけのキッチンや家具などを取り外し、1ヶ月以上かけて内装工事を自分達でおこないました。

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現在のキッチンがある場所には、このような作りつけのソファーがありました。この下はエンジンルームです。

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はじめてお客様を乗せて運航した2007年4月1日に撮影したレノン号の内装です。

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東京湾の新しい名所、東京ゲートブリッジが本日開通しました。

 

東京湾クルージングの定番コースは、お台場とレインボーブリッジですが、今年から、東京ゲートブリッジとスカイツリーが新たな見どころに加わります。

橋の美しさは、海上から見ると際立ちます。ぜひ一度、船に乗って普段みることの出来ない角度から橋を眺めてみてはいかがでしょうか?

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ハウスボートクラブの貸切クルーズでは、コースのご相談を承っております。

東京ゲートブリッジは、ナイトクルーズには少々寂しいですが、お昼のクルーズ、そしてサンセットもタイミングが会えば、ご覧のような光景を目にすることができるかと思います。

橋の反対側には、2匹の恐竜が向かい合うちょうど真ん中に、東京スカイツリーが見られる位置がございます。

ご乗船の際は、カメラのご用意をお忘れなく!

 

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先日、レノン号の貸切クルーズでプロポーズをされたお客様から御礼のメールを戴きました。

名前を伏せるという条件で掲載許可をいただきました。有難うございます。

 

村田様及びスタッフの皆さま

先週土曜日に利用させて頂いた○○です。
色々とご協力頂き、ありがとうございました。

食事も大変美味しく、またスタッフの皆さま方
の優しいお心遣いに感激致しました。

彼女も大変喜んでくれて、二人にとって
忘れられない夜になりました。

友人及び知人にはいかに貴社のクルージングが
良かったか伝えておりますので、今後利用する者も
出てくるかもしれません。
その際はよろしくお願い致します。

皆様にもくれぐれもよろしくお伝えください。
本当にありがとうございました。

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お食事終了後、お二人をスカイデッキにご案内。

男性がサプライズでご用意された100本のバラの花束とともに気持ちを伝えられました。

みごと大成功!ということで、スタッフ一同クラッカーを鳴らして「おめでとうございます」コール!

時刻はちょうど20時、東京タワーの色がお二人を祝福するかのような純白カラーに替わりました。

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お天気にも恵まれ、本当に素敵な夜になりました。

お二人の末永い幸福をスタッフ一同心よりお祈り申し上げております。

 

シェフも船上で頑張らせて頂きました。当日のお料理です。

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1. Antipasto パルジャミーノのクレームブリュレ仕立て

         生ハムで締めた真鯛のカルパッチョ

         フラメンカエッグ エスパニョール風

2. Zuppa   カリフラワーのポタージュ

3. Pasta   ポルチーニと色々キノコのクリームソース フェットチーネ

4. Insalata  魚介のマリネとルッコラのサラダ

5. Carne   牛ホホ肉の赤ワイン煮 旬の温野菜添え

6. Dolce   自家製タルトタタンとティラミス 季節のフルーツ添え

 

 

 

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Plofile

ニックネーム:
ひで船長
性別:
海の男
誕生日:
1961年7月1日
血液型:
ちゃきちゃきのA
出没地:
東京湾
自己紹介:
海が好きで、この仕事を選びました。海のこと、船のこと、クルーズ企画のこと、お客様とお話するのが大好きなので、ご乗船の際はぜひ「船長!」と気軽にお声お掛け下さい。皆さまと船上でお会いするのを楽しみにしています。

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